- 仕事辞めたい辞められない
- 会社辞めたいかわりたい
- 会社辞めた会いたくない
など、仕事を辞めたいけど辞められない理由は様々です。なかでも深刻なケースとして、ブラック企業で働く場合です。
このような中で今すぐに会社を辞めたい場合の救いの神として、退職代行を選択する人が増えています。退職代行はプロの人が依頼者に替わり効率よくスムーズに退職へと導いてくれるからです。
この記事を読むとわかること
✔ 退職代行とは?
✔ ブラック企業における被害の実態
✔ ブラック企業から退避するための退職代行の有効性
✔ おすすめの退職代行
この記事は30年以上の会社生活において5回の転職を経験してきた筆者が執筆しています。退職代行サービスの存在を知らず、全て自分で対応してきましたが、もしもあの時退職代行を利用していたらと思える場面もあったように思います。
そんな筆者だからこそ退職を考える人の視点で調査し、代行業者に直接ヒアリングを行い、本当に必要な情報としてまとめています。活用いただければ幸いです。
2023年最新 お勧めの退職代行6選※1
おすすめ度ポイント※4 | 無料相談 | 即日退職 | 代行実績 | 対応期間 | 費用 | 全額返金制度 | 公式サイト | |
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👑1位 | 87 | 〇 ライン、メール |
非公開 | 退職率100% 実績件数:非公開 |
退職できるまで | 29,000円 ※2 | 〇 | 退職代行JOBS 公式サイトへ |
👑2位 | 84 | 〇 ライン、電話 |
〇 | 退職率100% 実績件数:概算1万人 |
3か月 | 29,800円 | なし (100%退職成功) |
退職代行ガーディアン 公式サイトへ |
👑3位 | 81 | 〇 ライン、メール、電話 |
〇 | 300件以上 | 退職できるまで | 20,000円 | 〇 | 退職代行J-NEXT 公式サイトへ |
👑4位 | 73 | 〇 ライン、メール、電話 |
〇 | 退職率100% 約5,000件 |
非公開 | 22,000円 (キャンペーン中) |
〇 | 退職代行ネルサポ 公式サイトへ |
👑5位 | 70 | 〇 ライン、メール、電話 |
〇 | 10件(相談は30件)※3 | 無制限ではない (明確な規定なし) |
22,000円 | なし 未だ該当ケースなし |
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👑6位 | 57 | 〇 ライン |
〇 | 非公開 | 3か月 | 24,000円 | 〇 | 退職代行オイトマ 公式サイトへ |
※1 当サイトとして独自に調査・ヒアリングした結果から退職代行実績、代行会社の形態、特徴、代行対応期間、必要な費用をポイント化し総合的にお勧め度合いのランキングを決定しています。
※2 内訳:代行料金27,000円+組合員費2,000円
※3 2022年12月調査時点
※4 個々の項目の点数はこちらを参照ください。
まず、退職代行についてもう少し詳しく説明しておきましょう。
退職代行とは?
退職代行とは、一言でいえば依頼者に替わり会社に対して退職の意思を会社に伝えるなどの支援を通して、依頼者の退職をサポートするサービスです。
会社をやめることは、すべての労働者に与えられた権利です。会社に対して、退職の申し入れをすると、2週間後に退職(会社との雇用関係の解約)が成立します。
しかし多くの人はこのことを知らず、「言っても認められないから」とか「やめたいけど会いたくない」などの理由で、退職できずにいます。
このような状況において会社と依頼者との間に入り、会社に依頼者の意思を伝え必要なサポートを行い、依頼者の退職を後押ししてくれるのが退職代行サービスです。
会社をやめられない理由や対応策、やめると決めた後にどうすればいいのかについて詳しく説明しています。以下の記事も参考にしてください。
仕事辞めたい辞められない ブラック企業の実態
Aさんの例 転職先が決まっているのにやめられない
長時間労働とサービス残業にいやけがさし、Aさんは転職を決めて転職活動の結果、運よく内定をもらうことができました。
入社予定の3か月前になり、上司に退職を申し出ましたが、後任が見当たらないという理由で引き止められました。
以降、何度も繰り返し話し合いが求められましたが、そのたびに引き止められました。
入社予定の1か月前になり、上司から退職届を突然返却され、更には社長から呼び出しを受け「非常識だ」「この会社がどうなってもいいのか」「どんな会社に行っても通用しない」「責任感がない」などと罵倒されました。
「これでは会社をやめることができない」と精神的に追い詰められ、退職代行を行う弁護士事務所に相談しました。
その結果、Aさんは当初の計画通りの日に退職することができました。
Bさんの例 過労死ラインを超える残業
Bさんは「頻繁に頭が痛いと言っていた同僚が、亡くなってしまった。同じような働き方をしている自分も死んでしまうのではないか。」と恐ろしくなり、退職代行を行う弁護士事務所に相談しました。
最高残業時間150時間、相談時の直近の月の残業時間も100時間で、厚労省の「過労死ライン100時間」を上回る残業時間でした。
日ごろから、上司からは「おまえはいつになったら死んでくれるんだ?」などと罵倒されながら働いていたとのことです。
こんな環境で働き続ければ、体の健康や精神的にもおかしくなってしまうと判断し、退職代行を開始することとしました。
依頼者のBさんには以降、一切出社する必要はないことを伝えるとBさんは、本当に安心した様子でした。
結果としてBさんは、一切出社することなく退職することができました。
さらには未払いの残業代請求とパワハラによる慰謝料を請求し、これを勝ち取ることができました。
Cさんの例 高圧的な上司と引継ぎをしたくない
仲間と起業するために、8年間働いていた会社を退職することを決めたCさんは、1月末の段階で3月末に退職したいと伝えました。
するとこれまでに見せたことのないような高圧的な態度で、上司は
「君はいいかもしれないが、それでは困るんだよ。会社のことも考えてもらわないと。君をここまでにするのに、会社はどれだけの投資をしてきたと思っているのか。」
それ以降、上司は一転して冷たい姿勢でCさんに接するようになりました。
しかし、上司から人事部にはさすがに退職のことは伝えられているだろうと思い、確認したところ人事部では一切聞いていないとの回答でした。
これに困り果ててしまったCさんは、退職代行を行う弁護士事務所に相談に行きました。
早速代行業務としてCさんの退職届を会社に送ると、相手の弁護士から「出社して、上司同席のもと業務の引継ぎをしてほしい」との申し入れがありました。
これに対して、依頼者は上司には怖くて会えないので、メールベースで引継ぎを行いたいとの申し入れを行いました。
すると先方から事細かな質問事項が送られてきたため、代行業者の仲介により1件ずつ丁寧に回答していくことで、無事退職を行うことができました。
Dさんの例 悪夢のような職場から解放されたのに...
飲食店の店長を行っていたDさんは「2年間休んだことがない、死にそうだ」と退職代行を行う弁護士事務所に相談しました。
会社のオーナーからは「やめたら損害賠償を請求する」といって脅され、やめるにやめられずに働き続けていたとのことです。
早速相談を受けた弁護士事務所は退職代行を開始し、オーナーに対してDさんの意思を伝えると、あっさりと退職することができました。
ところが、退職の数日後にDさんはなくなってしまったのです。2年間、休みなく働き続けてきたDさんの体はぼろぼろの状態であったのではないかと考えられます。
この弁護士事務所では、残された遺族とともにその後、労災の認定と損害賠償請求に向けて戦っているとのことです。
ブラック企業を辞めるために退職代行がしてくれる7つのこと
退職代行が行ってくれる主なサポート内容を5種類に分類してみました。
こちらの記事で1つ1つ詳しく見ていきましょう。
ブラック企業を辞めるための退職代行の申込方法、利用の流れ
退職代行利用の流れは、依頼者が退職代行の無料の相談窓口に連絡①することからスタートします。
退職代行業者は退職代行について説明し、依頼者の現在の状況や要望などをヒアリング②してくれます。
このやり取りを通して退職代行の委託を決めると費用を入金③します。この入金をもって、代行業者は正式に業務を開始します。
依頼者と代行業者の事前の協議の中で双方で取り決めた日時に会社へ連絡④し、依頼者の意思を伝えます。この結果を受け、依頼者から会社に退職届と必要書類の発行依頼書を送付⑤し、その返送として会社から依頼した書類を受け取ります。⑥
その後、予定していた退職日を迎え、無事に退職が成立する⑦という流れです。
こちらの記事も参考にしてみてください。
ブラック企業を辞めることは全ての労働者の権利
会社をやめることは、全ての労働者に与えられた共通の権利です。
会社をやめるにあたり、会社に許可をもらう必要はないのです。会社に対して退職届により、退職することを伝えるだけでいいのです。民法627条第一項で定められています。
労働者は、会社との契約を行い働いています。
労働者が、この契約に対して「解約」の申し入れ(退職届)を行うと、2週間後に両者の雇用関係は自動的に消滅します。
要するに退職届を出せば、2週間後には会社をやめられるということが、法律で定められているということです。
しかし、残念ながら多くの人はこのことを知らずに、「会社の許可を得なければやめることができない」と誤解しているのです。
会社を辞める前はかなり悩んでいましたが、やめてからは悩んでいた自分情けなくなるくらい、すがすがしい気持ちになりました。
会社を辞めても死にませんし、人生は続きます。大事なことは本当に嫌なことからは逃げることです。毎日、いやだなと思いながら会社に通う意味が分かりません。
死ななければ勝ちです。死んだら終わりです。会社を辞めてからは毎日ハッピーです。
「退職代行マニュアル」(*)より
とはいっても、これを行うことが難しい場合に、退職代行サービスがあるわけです。
おすすめの退職代行
おすすめの退職代行サービスとして、一般の会社が運営するサービス6社、弁護士事務所が運営するサービス2社の詳しい比較をこちらで行っています。
よくある質問
退職代行を利用するにあたりよくある質問をまとめました。確認してみてください。
まとめ
すべての会社員には、仕事を獲得して働く権利があります。しかし残念ながら、色んな事情で会社を「やめたい、でも話し出せない」「やめたい、会いたくない」人がいます。
このような場合に、退職代行サービスは救いの神です。もし、話し出せなくて悩んでいる方は、まずは無料相談から始めてみてほしいと思います。
少しの勇気を出すことで、必ずや全く違う未来が開けてくるはずです。自分の人生を自ら切り開いていくためにまずは、始めてみませんか。
一般の退職代行会社 ランキングまとめ
一般の退職代行会社ベスト6、弁護士事務所の退職代行ベスト2を夫々まとめました。
退職代行サービスの特徴、実績、対応内容、費用を独自の視点で点数化してランキングしました。委託先を決める材料にして頂ければ幸いです。
2023年最新 お勧めの退職代行6選※1
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※損害賠償請求への対応など、訴訟が発生した場合には弁護士事務所でのみ対応できます。このように一般の退職代行と同列に比較できないため弁護士事務所は別ランキングとしてます。(おすすめ度ポイント付与方法も別)
資料の紹介とお礼
本稿を執筆するにあたり以下の書籍を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
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