仕事辞めたい辞められないと悩むあなたへ、退職代行はドコまでしてくれる?

退職代行(全記事)

  • 仕事辞めたい辞められない。
  • 仕事を辞めたい、でも上司に会いたくない。
  • 仕事を辞めたいけど言い出せない。
  • 仕事を辞めたいけど辞めさせてくれない。

このように様々な理由で退職できずに悩んでいる人が数多くいるんじゃないかと。

悩みを長い間抱えているとストレスが蓄積され、精神的に追い詰められてしまう恐れがあります。

こんな時の心強い味方として、注目されているのが依頼者を全面的に支援し、退職を成功に導いてくれる退職代行サービスです。

今回は、退職代行サービスに関して以下の4点を紹介していきます。

✔ 退職代行とは?
✔ 退職代行の体験談
✔ 退職代行はどこまでしてくれるのか?(7つのこと)
✔ おすすめの退職代行サービス

この記事は30年以上の会社生活において5回の転職を経験してきた筆者が執筆しています。退職代行サービスの存在を知らず、全て自分で対応してきましたが、もしもあの時退職代行を利用していたらと思える場面もあったように思います。

そんな筆者だからこそ退職を考える人の視点で調査し、代行業者に直接ヒアリングを行い、本当に必要な情報としてまとめています。活用いただければ幸いです。

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まず、退職代行についてもう少し詳しく説明しておきましょう。

退職代行とは?

退職代行とは、一言でいえば依頼者に替わり会社に対して退職の意思を会社に伝えるなどの支援を通して、依頼者の退職をサポートするサービスです。

実は会社をやめることは、すべての労働者に与えられた権利なのです。つまり会社をやめるときに、会社に許可を得る必要はなく、会社に申し入れをすればいいのです。

会社に対して退職の申し入れをすると、2週間後に退職(会社との雇用関係の解約)が成立します。

しかし多くの人はこのことを知らず、「言っても認められないから」とか「やめたいけど会いたくない」などの理由で退職できずにいます。

このような状況において、会社と依頼者との間に入り会社に依頼者の意思を伝え、必要なサポートを行い依頼者の退職を後押ししてくれるのが退職代行サービスです。

会社をやめられない理由や対応策、やめると決めた後にどうすればいいのかについて詳しく説明しています。以下の記事も参考にしてください。

退職代行の体験談(ブラック企業における被害の実態)

退職代行を利用して、ブラック企業から脱出することができた例を含め7人の方の体験談を載せています。こちらから一読ください。

退職代行はどこまでしてくれるのか?(7つのこと)

退職代行は依頼者をサポートしてどこまでしてくれるのでしょうか?行ってくれる主なサポート内容を7種類に分類してみました。

主なサポート内容
  1. 依頼者の意思を会社に伝える
  2. 橋渡し役
  3. 退職届の書き方指導と提出
  4. 必要な書類と手続き指導
  5. 有給休暇申請サポート
  6. 退職届を出したあとの対応サポート
  7. 会社と依頼者との間に入り両者の情報の中継(または交渉)

1つ1つ詳しく見ていきましょう。

依頼者の意思を会社に伝える

基本的に退職代行は、退職に関して会社と交渉する訳ではありません。依頼者の意思を依頼者に替わって会社に伝えてくれ役割を担ってくれます。

橋渡し役

退職代行という第三者がいることで退職という目的達成に向かってスムーズに進めることができます。

例えるならプールにおける監視員のように、そこにいることによってプールの安全を維持するように、退職代行がそこにいることによってスムーズに退職が行えるよう、依頼者と会社の間に入り橋渡し役を担ってくれます。

退職届の書き方指導

退職届を書く場合、何点か注意事項があります。以下の点については代行業者と相談しながら内容を決めていきます。

まず退職届において重要なことは退職理由です。一般的に「一身上の理由」とすることが多いですが「精神的な不調」がおすすめです。

体調不良なので「出社して、退職のための手続きを行うことができない」という理由とすることができるからです。

また「本日以降出社できない」、「全ての手続きは郵便で行う」、「必要なことは代行業者経由で連絡してほしい」などを記載しておくといいです。

これらについて、代行業者と相談しながら決めていく必要があります。

必要な書類と手続き指導

退職時に必要な書類や手続きは色々とあります。こちらで詳しく説明していますので確認してみてください。

これらの手続きを間違いなく行うことができるように、書類の取得と手続き方法について代行業者のサポートを受けることができます。

有給休暇申請サポート

未消化の有給休暇が残っていれば、働く者の権利として退職前にしっかりと取得すべきです。

有給休暇は、会社を休んでもその間の給与が保証されるためです。そのための申請サポートを代行業者は行ってくれます。

退職届を出したあとの対応サポート

以下のようなケースも考えられるため退職が成立するまで、代行業者のサポートを受けながら対応を行ってもらい必要があります。

依頼者へのアクセスの可能性

退職届を出したあとに、会社によっては、依頼者へ連絡を取ろうとするケースがあります。直接本人と話して慰留を図るなどの狙いからです。このため、会社からのメールや電話などは返信しない、着信を拒否するなどの対応が必要です。

退職届を出したからと言って、それで退職が成立できるわけではありません。その後に、会社から退職時誓約書が送られてくる場合があります。

会社送付の誓約書への対応

これには2種類あります。1つ目は、業務を通して知りえた各種の情報を社外に漏洩することを抑止するための秘密保持誓約書です。一言でいえば「業務上で知りえた情報を社外に漏らしてはいけない」とするものです。これは、内容を確認して問題なければ、署名してもいいと思います。

2つ目は、競合関係のある他社への転職を禁じたり、同僚を同業他社へ引き抜くことを禁じる誓約書です。中には、禁止期間の設定がなく、一生涯転職できなかったりする場合もあるので、内容を確認して、同意できなければ、署名する必要はないです。

会社と依頼者との間に入り両者の情報の中継(または交渉)

主に会社から依頼者への直接の連絡を回避するために、双方の間に入り情報の中継を行います。この代行業者の存在により、会社から無茶な要求をしようとしてもこれを阻止するための抑止力となります。

退職することは働く人の権利

色んな事情で「会社をやめたい」けれど、どうしても踏み出すことができないと考えている人も多いと思います。

そう考える人ほど、とても責任感が強い人だと思います。

しかし、会社をやめることは、法律によって全ての労働者に与えられた権利なのです。実は、会社に就職する際に、会社と私たちは、労働契約を結びます。

この契約を終了させるためには、その2週間前に私たちが会社に伝えればいいのです。(逆に言えば、会社に対して辞めるという意思を伝えれば、その2週間後にやめることができるということです。)

法律でしっかりと守られた権利なので、決して後ろめたさを持つ必要はないのです。

しかし、色んな事情でどうしても会社(上司)に言い出せない人は、私たちの権利を行使するために積極的に退職代行を利用すべきと思います。

まずは、無料相談窓口に連絡してみるのがいいと思います。基本的に以下に紹介する退職代行サービスでは365日、24Hいつでも受け付けてくれます。

おすすめの退職代行

おすすめの退職代行サービスとして、一般の会社が運営するサービス6社、弁護士事務所が運営するサービス2社の詳しい比較をこちらで行っています。

よくある質問

退職代行を利用するにあたりよくある質問をまとめました。確認してみてください。

まとめ

すべての会社員には、仕事を獲得して働く権利があります。しかし残念ながら、色んな事情で会社を「やめたい、でも話し出せない」「やめたい、会いたくない」人がいます。

このような場合に、退職代行サービスは救いの神です。もし、話し出せなくて悩んでいる方は、まずは無料相談から始めてみてほしいと思います。

少しの勇気を出すことで、必ずや全く違う未来が開けてくるはずです。自分の未来を自分の手で切り開いていくために、まずは始めてみませんか。

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一般の退職代行会社ベスト6、弁護士事務所の退職代行ベスト2を夫々まとめました。

退職代行サービスの特徴、実績、対応内容、費用を独自の視点で点数化してランキングしました。委託先を決める材料にして頂ければ幸いです。

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資料の紹介とお礼

本稿を執筆するにあたり以下の書籍を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

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