あるアンケート(*)によると職場の人間関係、評価や待遇に不満、仕事量が多い、他にやりたいことがあるなどの理由で会社を辞めたいと考えている人が3割もいるとの結果が示されています。
しかしいろんな理由で会社を辞めることができないのです。その理由は上司に「言っても聞いてもらえない」「言えば思いとどまるよう説得される」「言えば説教される」「話をしたくない」など様々な理由が挙げられます。
このような場合に退職のサポートを行ってくれるのが退職代行サービスです。
この記事では仕事辞めるのに代行に頼む前に、どんな準備をすればいいのかを解説することでスムーズに退職代行を利用できるようにします。さらに退職代行がしてくれることや利用方法などに加えおすすめの退職代行についても紹介していきます。
この記事を読むとわかること
✔ 仕事辞めるのに代行に頼む前に準備すること
✔ 退職代行がしてくれる7つのこと
✔ 退職代行の申込方法、流れ
✔ おすすめの退職代行
この記事は30年以上の会社生活において5回の転職を経験してきた筆者が執筆しています。退職代行サービスの存在を知らず、全て自分で対応してきましたが、もしもあの時退職代行を利用していたらと思える場面もあったように思います。
そんな筆者だからこそ退職を考える人の視点で調査し、代行業者に直接ヒアリングを行い、本当に必要な情報としてまとめています。活用いただければ幸いです。
(*)日本労働調査組合が2021年3月に行ったアンケート調査
2023年最新 お勧めの退職代行6選※1
おすすめ度ポイント※4 | 無料相談 | 即日退職 | 代行実績 | 対応期間 | 費用 | 全額返金制度 | 公式サイト | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
👑1位 | 87 | 〇 ライン、メール |
非公開 | 退職率100% 実績件数:非公開 |
退職できるまで | 29,000円 ※2 | 〇 | 退職代行JOBS 公式サイトへ |
👑2位 | 84 | 〇 ライン、電話 |
〇 | 退職率100% 実績件数:概算1万人 |
3か月 | 29,800円 | なし (100%退職成功) |
退職代行ガーディアン 公式サイトへ |
👑3位 | 81 | 〇 ライン、メール、電話 |
〇 | 300件以上 | 退職できるまで | 20,000円 | 〇 | 退職代行J-NEXT 公式サイトへ |
👑4位 | 73 | 〇 ライン、メール、電話 |
〇 | 退職率100% 約5,000件 |
非公開 | 22,000円 (キャンペーン中) |
〇 | 退職代行ネルサポ 公式サイトへ |
👑5位 | 70 | 〇 ライン、メール、電話 |
〇 | 10件(相談は30件)※3 | 無制限ではない (明確な規定なし) |
22,000円 | なし 未だ該当ケースなし |
退職代行アクロサポート公式サイトへ |
👑6位 | 57 | 〇 ライン |
〇 | 非公開 | 3か月 | 24,000円 | 〇 | 退職代行オイトマ 公式サイトへ |
※1 当サイトとして独自に調査・ヒアリングした結果から退職代行実績、代行会社の形態、特徴、代行対応期間、必要な費用をポイント化し総合的にお勧め度合いのランキングを決定しています。
※2 内訳:代行料金27,000円+組合員費2,000円
※3 2022年12月調査時点
※4 個々の項目の点数はこちらを参照ください。
まず、退職代行についてもう少し詳しく説明しておきましょう。
退職代行とは?
退職代行とは、一言でいえば依頼者に替わり会社に対して退職の意思を伝えるなどの支援を通して、依頼者の退職をサポートするサービスです。
実は会社を辞めることは、すべての労働者に与えられた権利なのです。つまり会社をやめるときに、会社に許可を得る必要はなく、会社に申し入れをすればいいのです。
会社に対して、退職の申し入れをすると、2週間後に退職(会社との雇用関係の解約)が成立します。
しかし多くの人はこのことを知らず、「言っても認められないから」「辞めたくてもやめさせてくれない」「辞めたくてもやめられない」とか、「辞めたい会いたくない」などの理由で退職できずにいます。
このような状況において会社と依頼者との間に入り、会社に依頼者の意思を伝え必要なサポートを行い、依頼者の退職を後押ししてくれるのが退職代行サービスです。
仕事辞めるのに代行に頼む前にすべきこと
仕事辞めるのに代行に依頼する前にすべき準備について5つの主要な項目を挙げ、解説していきます。
上司へ本当に自分の意思を伝えられないか
会社を辞めるにあたり、避けて通れないのは、自分の意思を上司にしっかりと説明し、これを受け入れてもらうことです。
これができれば、退職代行サービスを利用する必要はありません。このことを再度確認した上で、どうしても上司に説明することができそうもないとの結論となれば、退職代行を利用せざるをえません。
お世話になった同僚や先輩には挨拶をしておく
退職代行に依頼すると、それ以降一切会社に出社せずに退職することも可能です。
そのような状況を想定して退職代行に依頼することを決めた場合には、計画的にお世話になった関係者に挨拶をしておくことをお勧めします。
転職先を探しておく
可能であれば、退職代行に依頼する前に転職先を探しておくことが理想です。さもないと退職はできたけど、次の会社が決まらず無収入の期間が発生してしまう可能性があるからです。
そのことを織り込み済みで計画的にすすめることが必要です。この進め方については、こちらの記事を参考にしてください。
自分の荷物を整理しておく
退職代行経由で会社に退職の意思を伝えた際に、荷物の送付を依頼する方法が考えられます。会社の友人に送付を依頼することや、短時間自分で取りに行く方法も考えられます。
そのためにも、すぐに行動に移せるように退職代行に依頼することを決めたら、事前に会社にある自分の荷物をまとめておきます。
引継ぎ資料を作成しておく
退職する上で、重要なことの1つが自分の担当する業務の引継ぎをしっかり行うことです。
引継ぎがしっかりと行われずに、退職して会社の事業に損害を与えた場合、最悪損害賠償請求を受ける可能性もゼロではありません。
このような事態を回避するために、後に残る人が業務の引継ぎができるように事前に引継ぎ資料を準備しておき、退職の際に会社に提出できるようにしておきます。
そうすることで、「引継ぎを行ってくれなかったために会社が損害を受けた」と言わせることを防ぐことができます。
退職代行がしてくれる7つのこと
退職代行が行ってくれる主なサポート内容を7種類に分類してみました。
こちらの記事で1つ1つ詳しく見ていきましょう。
退職代行の申し込み方法
会社をやめたいと考える依頼者は、まず最初に退職代行の相談窓口にメールや電話、ラインのいずれかの方法で連絡します。何度行っても無料です。
多くの実績のある退職代行業者として「退職代行JOBS」と「退職代行ガーディアン」をお勧めします。
また、最初から会社との協議が難航する可能性がある場合には、弁護士法人事務所が代行サービスを行っているみやびの退職代行サービスをおすすめします。
退職代行の流れ
退職代行利用の流れは、依頼者が退職代行の無料の相談窓口に連絡①することからスタートします。
退職代行業者は退職代行について説明し、依頼者の現在の状況や要望などをヒアリング②してくれます。
このやり取りを通して退職代行の委託を決めると費用を入金③します。この入金をもって、代行業者は正式に業務を開始します。
依頼者と代行業者の事前の協議の中で双方で取り決めた日時に会社へ連絡④し、依頼者の意思を伝えます。この結果を受け、依頼者から会社に退職届と必要書類の発行依頼書を送付⑤し、その返送として会社から依頼した書類を受け取ります。⑥
その後、予定していた退職日を迎え、無事に退職が成立する⑦という流れです。
こちらの記事も参考にしてみてください。
退職することは働く人の権利
色んな事情で「会社をやめたい」けれど、どうしても踏み出すことができないと考えている人も多いと思います。
そう考える人ほど、とても責任感が強い人だと思います。
しかし会社をやめることは、法律によって全ての労働者に与えられた権利なのです。実は、会社に就職する際に、会社と私たちは労働契約を結びます。
この契約を終了させるためには、その2週間前に私たちが会社に伝えればいいのです。(逆に言えば、会社に対して辞めるという意思を伝えれば、その2週間後にやめることができるということです。)
法律でしっかりと守られた権利なので、決して後ろめたさを持つ必要はないのです。
しかし、色んな事情でどうしても会社(上司)に言い出せない人は、私たちの権利を行使するために積極的に退職代行を利用すべきと思います。
まずは、無料相談窓口に連絡してみるのがいいと思います。基本的に以下に紹介する退職代行サービスでは365日、24Hいつでも受け付けてくれます。
おすすめの退職代行
おすすめの退職代行サービスとして、一般の会社が運営するサービス6社、弁護士事務所が運営するサービス2社の詳しい比較をこちらで行っています。
よくある質問
退職代行を利用するにあたりよくある質問をまとめました。確認してみてください。
まとめ
すべての会社員には、仕事を獲得して働く権利があります。しかし残念ながら、色んな事情で会社を「やめたい、でも話し出せない」「やめたい、会いたくない」人がいます。
このような場合に、退職代行サービスは救いの神です。もし、話し出せなくて悩んでいる方は、まずは無料相談から始めてみてほしいと思います。
少しの勇気を出すことで、必ずや全く違う未来が開けてきます。自分の未来を自分自身で切り開いていくためにも始めてみませんか。
一般の退職代行会社 ランキングまとめ
一般の退職代行会社ベスト6、弁護士事務所の退職代行ベスト2を夫々まとめました。
退職代行サービスの特徴、実績、対応内容、費用を独自の視点で点数化してランキングしました。委託先を決める材料にして頂ければ幸いです。
2023年最新 お勧めの退職代行6選※1
おすすめ度ポイント※4 | 無料相談 | 即日退職 | 代行実績 | 対応期間 | 費用 | 全額返金制度 | 公式サイト | |
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👑1位 | 87 | 〇 ライン、メール |
非公開 | 退職率100% 実績件数:非公開 |
退職できるまで | 29,000円 ※2 | 〇 | 退職代行JOBS 公式サイトへ |
👑2位 | 84 | 〇 ライン、電話 |
〇 | 退職率100% 実績件数:概算1万人 |
3か月 | 29,800円 | なし (100%退職成功) |
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退職代行アクロサポート公式サイトへ |
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〇 | 非公開 | 3か月 | 24,000円 | 〇 | 退職代行オイトマ 公式サイトへ |
※1 当サイトとして独自に調査・ヒアリングした結果から退職代行実績、代行会社の形態、特徴、代行対応期間、必要な費用をポイント化し総合的にお勧め度合いのランキングを決定しています。
※2 内訳:代行料金27,000円+組合員費2,000円
※3 2022年12月調査時点
※4 個々の項目の点数はこちらを参照ください。
法律相談事務所 ランキングまとめ
弁護士事務所の退職代行2選
おすすめ度ポイント※ | 無料相談 | 即日退職 | 代行実績 | 対応期間 | 費用 | 全額返金制度 | 公式サイト | |
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👑1位 | 64 | 〇 ライン、メールで何度でも無料 |
〇 | 非公開 | 非公開 | 55,000円 | なし | みやびの退職代行公式サイトへ |
👑1位 | 64 | - | 〇 | 非公開 | 非公開 | 43,800円 | 〇 | 退職代行110番公式サイトへ |
※損害賠償請求への対応など、訴訟が発生した場合には弁護士事務所でのみ対応できます。このように一般の退職代行と同列に比較できないため弁護士事務所は別ランキングとしてます。(おすすめ度ポイント付与方法も別)
資料の紹介とお礼
本稿を執筆するにあたり以下の書籍を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
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